George Chakiris Blog
2010年・夏
- 2010-07-28 (水)
皆さん、ご機嫌いかがですか?ここロサンゼルスにも夏がやって来ました! そう、私の大好きな季節です。
とはいえ、今日は曇り空ですが、それでも夏に変りありません、まあ、オーケーとしましょう。日本では、猛暑が続いているようですね。ロサンゼルスよりかなり気温が高いのではないかと思いますが、皆さんどうか身体に気をつけてお過ごしください。

夏といえば…もう夏休みの計画は立てましたか? 私はというと、例年通りラス・ヴェガスとサン・ディエゴへ行く予定でいます。ラス・ヴェガスでは砂漠の空気を、サン・ディエゴでは海辺の空気を満喫してこようと思っています。

どちらへも、オープンカーで行くつもりでいます。コンバーチブル・タイプの車か、時にはオートバイを走らせることもあります。
前にもお話ししたような気がしますが…私は1966年型のフォード・ムスタング・コンバーチブルを長年愛用していましたが、ある日盗まれてしまいました。
とても気に入っていた車でしたので、その時は大変ショックでした。人気のあるクラシック・カーで、当時は多くの人から「売ってくれないか」と乞われたものです。
今でもその美しい車体への人気は衰えず、クラシック・カーとして大変高い値が付けられているようです。
高値というだけではなく私は大変気に入っていたので、惜しいことをしたと今でも残念でなりません。

私が初めて大型オートバイに乗った時の話をしましょう。『ウエスト・サイド・ストーリー』が封切られる直前の1961年に制作された映画『レッツゴー物語』の中でのことです。
この映画は全編イギリスで撮影され,私は黒いレザー・ジャケットを着て、イギリスのバイクメーカー、マチレス社製オートバイを乗り回す役でした。
今はもうこの会社はなくなってしまいましたが,優れたバイクを製作する会社として大変有名でした。

映画のストーリーをちょっとお話しましょう。
ドライブインで一休みしていた2組のカップルが、ひょんなことからお互いの相手が入れ替わってしまい、やがてはそれぞれの相手と恋に落ちるという,楽しいロマンチック・コメディです。

共演したのは、英国俳優のジャネット・スコットとアルフレッド・リンチ、そしてオーストリアのジャッキー・レイン。
3人とも英国では有名な俳優で,ジャネットとジャッキーはとても美しく魅力的な女優でした。

では,オートバイの話に戻りましょう。
初めてそのマチレスにまたがった時には,その重さにとても驚きました。万が一、バイクの下敷きになったりしたら,その重みで重傷を負うことは間違いないでしょう。
私は、バランスを取ることが非常に重要だということに、すぐに気付きました。そして徐々にそのバイクの虜になっていったのです。
パワーのある大型バイクで走るのはとてもエキサイティングなことで、私ははやく上手に運転できるようになりたいと思っていました。

撮影の合間をぬって,イギリスの美しい田園風景の中を走るのは最高の気分でした。
おそらくプロデューサーは、私がケガをしないかとハラハラしていたに違いありませんが。
時々,ジャネットを後ろに乗せてツーリングを楽しんだこともありました。その時もプロデューサーらは気が気ではなかったでしょう。
私もジャネットもそんなことはおかまいなしで、ツーリングを多いに楽しんでいたことを思い出します。

今年の夏は記録的な暑さのようですが,皆さん元気でお過ごしください。
私なら…どんなに気温が高くても、「寒いよりはマシ」と考えて乗り切ることにするでしょう。このアイデアがお役に立つかどうかはわかりませんが♪

ロビーとマックスから、「暑中お見舞い申し上げます」とのことです。

では、ごきげんよう。
ジョージ
【翻訳 H・SANO】
にわか雨の後に
- 2010-07-12 (月)
皆さん、ロサンゼルスからこんにちは。
このところ日本では豪雨が続いていて、土地や家屋が水に流されたり、大規模な土砂崩れなどで多くの被害が出ていると聞き、胸を痛めています。
被害にあわれた方が、一日も早く通常の生活に戻れるようお祈りしています。

米国でも異常気象に見舞われているところが多く、東部は熱波に襲われ、中西部では竜巻注意報が出ています。こちらロサンゼルスでも珍しく厚い雲が空を覆っています。
この異常な現象が早く治まり、皆が素敵な夏を楽しめる日が来ることを願っています。

今日は、1968年にアカプルコへ行った時の話を少ししましょう。
映画祭への参列のためにアカプルコ行きのフライトに乗ったところ、なんと隣の席に座っていたのはミア・ファローだったのです。
彼女はとても気さくな女性で、私たちはアカプルコに到着するまでの間ずっと、いろいろな話をして楽しい時を過ごしました。
彼女のお陰でフライトが退屈なものにならず、感謝しています。
当地の気候は素晴らしく、映画祭も大盛況でした。

授賞式では『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』が最優秀作品に選ばれ、私はウォーレン・ビーティの代理で賞を受け取る役目を果たし、その後アカプルコに2週間ほど滞在して、のんびりとした素晴らしい休暇を楽しみました。

アカプルコは古い港町で、15世紀には貿易港としてたいへん栄えていましたが、その後は伝統的なリゾート地として知られるようになったようです。

次は1969年の映画『ビッグ・キューブ』について少し。
共演は、最も美しく最も有名な女優の一人として映画史に名を残すラナ・ターナーでした。

他には、リチャード・イーガン、ダニエル・オハーリヒーがいました。リチャードは1962年の映画『スパルタ総攻撃』が有名な出演作品ですが、この映画は2006年に制作された『300』に主演したジェラルド・バトラーに大きな影響を与えた作品だといわれています。

一方のダニエルは、ブロードウェイでの評判が高い俳優で、映画にも多数出演していますが、最も有名なのは1987年のサイエンス・フィクション映画『ロボコップ』でのオムニ社長役ではないでしょうか。

当時すでに「伝説」となっていたラナとの共演は、素晴らしい経験となったことは言うまでもありません。
彼女は非常にプロフェッショナルで、どんなシーンも二度以上撮り直しをしたことがないくらいでした。

こんなことは多くの俳優ができることではありませんが、撮影中の彼女は常に最高の演技ができるように集中していたので、それができたのでしょう。

普段の彼女はとても気さくでユーモアのセンスもあり、皆に親切に接してくれていました。「ラナ・ターナーと共演した」と言えることは、私にとっては常に自慢であり喜びでもあるのです。

では、今日はこの辺で。ロビーとマックスが皆さんに「ヨロシク」と言っています。良い日々をお過ごしください。
ごきげんよう。
ジョージ
【翻訳 H・SANO】
夏へ向けて
- 2010-06-28 (月)
皆さん、ロサンゼルスからこんにちは。こちらは快晴が続いています。
暑すぎることもなく、湿気が無いせいもあり快適な日々を送っていますが、そちらはまだ「梅雨」ですよね?いかがお過ごしですか?

先日、マリリン・モンローの衣装が高値で売られたという話を耳にしました。
皆さんもご記憶にあるかと思いますが、映画『紳士は金髪がお好き』 の中の1シーン『Diamonds Are a Girl's Best Friend』で着用していたあのピンクのサテン・ドレスです。

なんと3千万円近くの値がついたそうです。凄いですね!でも個人的には、それ以上の価値があるように思いますが。
それにしても、出来ることなら私が手に入れたかったです! 私があの有名な1シーンにバック・ダンサーとして出演していたことは、皆さんももうご存知だと思います。
あの時のことは、まるで昨日のことのように良く覚えています。

4週間のリハーサルは、皆カジュアルな格好で練習に臨んでおり、マリリンもカプリ・パンツをはきノーメイクでしたが、とてもとても綺麗でした。
そして誰よりも熱心に仕事に集中していたことは、以前にもお話ししたように記憶しています。そして本番、あの有名なピンクのドレスに着替えた彼女はもう、夢のように美しく魅力的でした。
あの1シーンを撮影するのに3日かかりましたが、その間のマリリンは大変寡黙で、自分の役に集中しようと努めていたようでした。

撮影最終日、終わったのは夜9時を回っていました。でもマリリンと一緒に仕事ができたのですから、文句は言えません。最高の気分でした。
私にとってマリリンは、常にやさしさを感じさせてくれる人でしたが、もちろん、素晴らしい才能に恵まれた類い稀なる銀幕の大スターであることは、言うまでもありませんね。

以前お知らせした通り、私のオフィシャル・ウェブショップがこのほどようやくオープンします。
現在は、犬用名札のような形をしたドッグ・タッグ・スタイルのペンダント「Power of 7 Collection」を発売しています。(もちろんペンダント・ヘッドは、犬の名札としても使えます。)ラッキー・ナンバーの7をモチーフにいろいろデザインしていますが、中には7が「隠れている」凝ったものもありますので、ぜひご覧になってみてください。
男女を問わず好んでいただけるのではないかと期待しています。追々、他のデザイン商品も追加して行きたいとも思っていますので、皆さん、どうぞ定期的にチェックしてみてください。

明るい話題ではないのですが、是非お話ししておきたいことなので、あえて書かせていただきます。メキシコ湾の原油流出事故のことです。
この事故は、全世界にとって途方もなく重大な問題です。そしてBP社のような巨大企業が取っている現在の態度は、非常に恥ずべきことだと思っています。
彼らは、野生生物や美しい海岸地帯そして汚染のないクリーンなメキシコ湾に依存して生活する人々への影響を全く無視し、皆を危険にさらしているからです。
自社の利益のみを追究し、人々の生活や環境保護を考慮しないような巨大企業に対しては、世界中の人々が立ち上がり抗議すべきですし、一石を投じなければならないと言うのが、私の意見です。
私たち一般市民には、世界を変えてゆく力があるのです。今もメキシコ湾内の採掘現場では、原油が勢いよく流出し続けています。
そう、毎日です。これはもう犯罪です!

平和な気持ちに少しだけ戻り、ロビーとマックスの散歩に出ることにします。
幸い、こちらには梅雨というものがないので、いつでも散歩に出ることが出来ます。
今日はついでに、コーヒーを買って帰るのを忘れないようにしなければ。それから「息子たち」のおやつも。
では、お元気でお過ごしください。
ごきげんよう。
ジョージ
【翻訳 H・SANO】
ビューティフル・ハワイ
- 2010-06-15 (火)
皆さん、こんにちは。随分とまた間があいてしまいました。
お元気ですか?とってもいい天気に恵まれたロスアンゼルスからジョージがお届けしています。
さて、もう6月の中旬ですね…それって2010年も既に半分近くも過ぎたってことですよね、これは大変だ!

さて、皆さんお元気だと思います。私も調子はたいへん良いです。
ところで、前回のブログで私のヨーロッパ旅行の話をしましたが、実は先月そのブログを書き終えてから、旅行自体をキャンセルしたんです。

理由ですが、搭乗しようとしていたフライトの航空会社がその時期にストライキをするとアナウンスしていたのと、ちょうどアイスランドの火山が再噴火した事が重なりました。
そんなことでたいへんナーバスになり、行かないことを決定するに至ったのです。私は常々、旅行は絶対に快適であるべきだと思っています。
そういう訳で、今年もまたカンヌやパリの土産話を皆さんにお届けする事が出来ません。ゴメンナサイ。
しかし、来年の6月には何の支障が無い時は、必ずフランスに居るはずです。

さて、それでは皆さん、ヨーロッパ旅行をキャンセルした私がこの時期に何をしていたか、不思議に思うでしょう。
はい、ロスアンゼルスに居ても、やる事はたくさんあったのです。
今度自分でアメリカ国内に於いて始める販売用のウエブサイトの見直しや、友人たちと逢っていましたよ。

友人と言えば、『ウエストサイドストーリー』で共演したエディー・ベルソとディナーを一緒にしました。
彼は3人のシャークスが左脚を上げている写真で、私が真ん中で、向かって右側が彼です。
エディーはまた当時シャークスの中で一番若かった俳優だったと思います。彼と久しぶりに過ごした時間はとても有意義で、また楽しいものでした。
彼とまたこうして会えたことに感謝します。

夏がもうすぐ、皆さんに訪れますね。
しかし、その前に日本では『梅雨』という季節がありますよね。
雨が嫌いな人、好きな人、それぞれいると思いますが、私は快晴の天気も好きですが、心が休まる雨の日も好きですよ。
さて、夏休みですが、皆さんはもう今年の予定を立てましたか?多くの人たちは、日本を脱出する準備をしていることでしょう。
とりわけ最近は経済状況が少し持ち直しているようですし、今年はまた海外旅行が増えそうですね。
もし私に長めの夏休みがとれるならば、間違いなくきっとハワイに行くでしょう。
ハワイには何度も映画やTVの仕事やらプライベートで訪れていますが、いつでもここには戻りたい気分です。

1962年の『ダイアモンドヘッド』の撮影から9年後にまたハワイで仕事をする機会に恵まれました。
その頃に一番人気のあったテレビ番組『ハワイ5-0』にゲスト出演(1972年、第5シーズン第一話「The Death is a Company Policy」)するためでした。
この番組の主人公はジャック・ロード、ニューヨークの舞台で鳴らしたとても素晴らしい俳優でした。
多くのテレビドラマの仕事をアメリカ国内に限らず、ロンドン、パリ、西ドイツ、そして勿論日本で経験のある私ですが、『ハワイ5-0』でジャックと一緒に仕事した事は、たいへん忘れがたい経験になりました。
この番組自体が当時のアメリカンテレビドラマの最高峰で、それに出演出来たという私の自信にもなりました。
そしてハワイの美しい自然と気候が再び気に入ったことも否定できませんね。

私は先週末までここロスアンゼルスでの『グリーク・ムービーフェスティバル』に出席していました。
そして別の映画祭、『ロスアンゼルス・ムービーフェスティバル』がいよいよ今週から始まりました。皆さんも是非ロスアンゼルスにいらしてください。

さて、そろそろ私の息子たち、ロビーとマックスを外に連れ出す時間です。
いつもあなた方の健康を祈っています。素晴らしい日を過ごしてください。
ではまた直ぐに、
ジョージ
【翻訳 YK】
ヨーロッパ旅行の前に
- 2010-05-11 (火)
ロスアンゼルスからこんにちは。
皆さんがお元気であることをお祈りすると共に、素晴らしい季節になりつつあるこの頃に感謝しています。太陽の光が、素晴らしいエネルギーと感覚を、私たちに与えてくれます。
ロスアンゼルスの最近の天気と言えば、晴れときどき曇りとまだまだ夏を待つような感じです。

前回もお話しましたが、今年のカンヌ映画祭に招待されていまして、映画祭に於いてフランスのテレビ局からのインタビューを受けることになっています。
しかし、先週からまたアイスランドの火山活動が活発になり、ヨーロッパでの飛行機のスケジュールをくるわせています。
そして幾つかの大西洋フライトは、キャンセルを強いられています。今週末に私のフライトが可能か、どうかを確しかめる術もなく、現在静観しています。
今年こそ、切にこの招待をお受けしたく、そう願っています。そして、この季節に南フランス、カンヌはとても美しい季節ですから、尚更です。

つい最近、忙しかった日がありました。
マイケル・ダグラスに敬意を表するイベントがあり、私も出席しました。たいへん大きな催しものでした。彼は、私のお気に入りの俳優の一人であり、その栄誉に値する人物です。

クリント・イーストウッドなど、多くのビッグネームも参加していました。ちなみにマイケル・ダグラスの奥さんは、現在ブロードウェイミュージカル“A Little Night Music”で好演しているキャサリン・ゼタジョーンズを皆さん御存じであると思います。
彼らは本当に素晴らしいカップルです。

先週末の日曜日は、『母の日』でした。
この日は、全ての家族にとってたいへん重要な日ですよね。私たち一人一人が、お母さんの存在なしではここにいることが出来ないからです。
あなた方は、何かお祝いをしましたか?私の母は既に亡くなっていますが、兄弟姉妹が集まって記念のパーティーをしました。

ロビーとマックスがあなた方に‘愛’をプレゼントします。彼らは、私が日本と日本の友人たちをどれくらい好きであるか、分かっているのです。
身体にお気を付けて、またお目にかかりましょう。素晴らしい日を過ごしてください。

それでは、また。
ジョージ
【翻訳 YK】
『パリは燃えているか』撮影秘話
- 2010-04-28 (水)
皆さん、お元気ですか?
こちらロサンゼルスはとても良い天気です。日中は30度になる日も徐々に増えてきました。ロビーとマックスも、外へ出るのが待ち遠しい季節になったようです。

さて今回は、私が出演したちょっとユニークな映画をご紹介したいと思います。1966年に制作されたフランスとアメリカの合作で『パリは燃えているか』という作品です。
ラリー・コリンズとドミニク・ラピエールの共著本『パリは燃えているか?』(ベストセラーになりました)を映画化したもので、1944年のパリ解放を題材にしています。

監督は、ルネ・クレマン。
おそらく日本では1952年の作品『禁じられた遊び』や1960年の『太陽がいっぱい』が有名ではないでしょうか。

パリ解放(8月25日)前夜に、ヒトラーが部下に向かって電話口で叫んだ言葉「パリは燃えているか」をそのままタイトルにしています。これは実話ですので、皆さんもご存知かと思いますが、パリ占領軍指揮官コルティツ将軍(演じるのは、007映画『ゴールドフィンガー』でお馴染のゲルト・フレーベ)は、「連合軍が進行してきたらパリを焼き払え」という総司令部司令に従わず、降伏を決断しました。
お陰で、多くの人命とともに、美しいパリが焼け野原にならずにすんだのです。

オーソン・ウェルズ演じるスェーデン領事ノルドリンクの倫理観と苦悩、そしてレジスタンス指揮官らの熱望と絶望、これらを軸にドラマが展開されていきます。
ジャン・ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、カーク・ダグラス、グレン・フォード…数多くの世界的大スターがこの映画で共演しています。




俳優ばかりでなく、音楽を担当したのも世界的に有名な作曲家モーリス・ジャールでした。『アラビアのロレンス』や『ドクトル・ジバゴ』を筆頭に、多くの大作に素晴らしい音楽を提供しています。
皆さんも一度は彼の音楽を耳にした事があるのではないでしょうか。彼の美しい旋律と壮大なスケールは、この映画にも存分に生かされていると思います。

『モナリザの恋人』の撮影のため、二週間程パリに滞在していたときの事です。共演者のマリナ・ブラディが偶然「パリ…」のプロデューサーと知り合いで、私を彼に紹介したのです。すると彼が、撮影の合間をぬって短いシーンに出演して欲しいと言ってきたのです。
私は快諾し、休日をその撮影にあてました。ほんの短いシーンにも丸一日を費やしたのには驚きましたが(たとえば、私の乗った戦車を動かすのにも、多くの作業過程が必要でした)、とても興味深く楽しい体験でした。

私の役は連合軍のGIで、ほんのワンシーンにしか登場しません。他の俳優も、皆そのような感じでした。プロデューサーに、できるだけ多くの映画スターを出演させたい、という意向があったからのようです。
私の出演は、戦車から顔を出して空を見上げ、双眼鏡であたりを見回すという、終盤の1シーンでした。撮影は、真夏の日曜日だったと記憶しています。
監督もスタッフも素晴らしい人たちばかりでした。そして翌日には『モナリザ…』の撮影に戻り、二週間のパリ滞在を終えたわけです。

さて、フランス、パリと言えば、来月にはカンヌ国際映画祭に招待されていますので、今年こそ是非参加できれば、と思っています。
南フランスは美しいところですし、カンヌの途中でパリやロンドンに立ち寄り、古い友人たちと会える良いチャンスでもあります。毎年フランスのエージェントから招待を受けながら、いつも何かの事情で行くことが出来なかったので、今年はなんとか実現させたいと思っています。
アイスランドの火山噴火で、先週のヨーロッパに於ける全てのフライトが乱れたこともあり、(またいつもの私の心配性が災いして)参加をためらっていましたが、今はこのまま何事もなければ、しばらくご無沙汰していたヨーロッパに行こうと思っています。
5月中旬から6月初めの天気の良い時期ということも、私にとって嬉しいことです。

日本でも日に日に暖かくなっていることと思います。どうかお元気でお過ごしください。
では、また。
ごきげんよう、
ジョージ
【構成・翻訳/H・SANO】
『ウエストサイドストーリー』in シカゴ
- 2010-04-19 (月)
皆さん、こんにちは。
お元気でお過ごしのことと思います。

先週は東京でも雪が降ったと聞きましたが本当でしょうか?世界中が異常気象や天災に見舞われているようですね。
中国の大地震では多数の犠牲者がでてしまいました。ヨーロッパでもアイスランドの火山が噴火し、その火山灰で多くの国や多くの航空会社が被害を被っているようです。
世界中で被害にあわれている方々、そして犠牲となられた方々へ、深いお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。

実は先週、シカゴへ行って来ました。
2日間にわたる『ウエストサイドストーリー』の特別上映会があり、皆さんもよくご存知のリタ・モレノとラス・タンブリン らと共に招待を受けていたからです。
当初は1日1回の上映を予定していたようですが、多くの方が来場してくださり、急きょ1日2回にしなければならない程の盛況ぶりでした。


上映前には観客の方々との交流の場が設けられ、サインをしたり、皆さんからの様々な質問に答えたりと、楽しい時を過ごすことができました。
観客の方々と話をするのは本当に愉快なものです。
このように『ウエストサイドストーリー』にまつわる催しの時に、私はいつもナタリー・ウッドがココにいてくれたら、と思ってしまいます。観客の方々がどんなに喜ばれることか、想像に余りありません。

毎晩ラスとリタと一緒に夕食をとりました。彼らとは『ウエストサイドストーリー』以来の友人ですから気心も知れていますので、あれやこれや話に花が咲き、楽しいひとときを過ごすことができました。
再びあのように集える機会があれば,是非また参加したいと思っています。

日が長くなり7時半頃まで明るいので、ロビーとマックスの散歩もしやすくなりました。
彼らが今、私のそばで今か今かと待ち構えていますので、今日はこの辺で失礼することにします。では、お元気でお過ごしください。
ごきげんよう。
ジョージ
【構成・翻訳/H・SANO】