- 2008-04-21 (月)
ロサンゼルスからこんにちは。
今、朝のコーヒーを飲みながらこのブログを書いています。
まだロビーとマックスは夢の中のようですが.......
今日はとても良いお天気。
忙しい一日となりそうですが、まずは皆さんへのブログから一日をスタートすることにします。

既に皆さんもご存知かと思いますが、つい最近、ふたりの偉大な映画俳優、リチャード・ウィドマークとチャールトン・ヘストンが相次いで亡くなりました。
私はおふたりと共演したことがありましたので、この訃報に際して深い悲しみを覚えました。
それと同時におふたりに出会え、そして共演させていただけて幸運だったとも感じました。
言うまでもなくお二人はプロ意識の高い素晴らしい俳優でしたし、一人の人間としても私は尊敬の念を抱いていました。
そして寛大な心を持たれたお二人から、私は多くの事を学びました。
お二人とも素晴らしい伴侶に恵まれ、私的にも幸せな人生を送られた事は何よりではないでしょうか。

ウィドマーク氏は、3月24日月曜日にコネチカット州の自宅で亡くなりました。
私が初めてお会いしたのは、「あしやからの飛行」の撮影のために訪れた東京ででした。
1962年、私にとっては初めての日本でした。
私は彼を俳優として尊敬していましたし、多くの彼の映画を見ていましたので、共演できる事はとても光栄に感じていました。
プロフェッショナルに徹した方で、仕事に真摯に向き合っておられ、日々の撮影シーンへの準備はいつも万全でした。
とても寡黙な方で、その日の撮影が終わると一人で居る事を好んでおられ、スタッフや他の出演者と談笑したりする事はまずありませんでした。
非常に理性的な彼なりの流儀といえましょう。
もの静かで奥様とおられる事を好み、そんなところも私は尊敬していました。

ヘストン氏は、4月5日土曜日に、ビバリーヒルズのやはりご自宅で亡くなりました。
彼とは「ダイアモンドヘッド」で共演させていただきました。
ハワイで撮影されたこの映画では、ジェームズ・ダーレン、イヴェット・ミミュー、とも一緒でした。
共演者は皆和気あいあいと撮影を楽しんでいましたし、なんといってもハワイ(カウアイ島)は最高に美しいロケ地でした。
現場では皆、ヘストン氏を親しみを込めて「チャック」と呼んでいました。
奥様のリディアも同行されていましたが、私は一目でおふたりが素晴らしいご夫婦だということに気づきました。
とてもお幸せそうでした。
撮影が終わった夜には時折、チャック、ジミー(ジェームズ・ダーレン)、私、そして撮影クルーも参加し、ポーカーに興じたりもしました。
私はあまり強くはないのですが、皆とゲームをするのは楽しく、また撮影の緊張からしばし解放されてリラックスすることができました。
冗談を言い合って楽しい時間を過ごしたことを覚えています。
今も良い友人であるジミーは、とても愉快な人でしたし、チャックもとても楽しんでいたようです。
それから暫くした1979年、私がロンドンの舞台に立っていた折、チャックとリディアがわざわざ観に来て下さったのです。
そして公演の後、お二人は私の楽屋へも足を運んでくださったのです。
お二人に再びお目にかかれてとても嬉しかったと同時に、そのご親切には感謝の念が耐えません。
私は映画で多くの素晴らしい共演者に恵まれましたが、中でもリチャード・ウィドマークそしてチャールトン・ヘストンは別格でしょう。
映画産業界ハリウッドのスーパースター、まさしく偉人です。
皆さんも私とともに、この偉大な映画俳優のご家族に心よりのお悔やみを送ってくださることでしょう。

では、そろそろ仕事にかかります。
春の日々を満喫し、良い一週間をお過ごしください。
では、ご機嫌よう。
ジョージより
【翻訳 H・SANO】
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