- 2010-03-29 (月)
皆さん、ロサンゼルスからこんにちは。

サマータイムになってから、ロサンゼルスはずっと良いお天気が続いています。昨日は30度近くまで気温が上がり、真夏のような陽気でした。ロビーとマックス、そして私も、暖かくなってきたので喜んでいます。
最近は、シルバー・コレクションの仕事と並行して新たなプロジェクトが進行しているので,毎日忙しくしています。その新たなプロジェクトについては、別な機会にご報告したいと思っています。

今回は、私が出演した1968年のアメリカ映画についてお話ししましょう。邦題がついていないので、原題のまま紹介しますと「The Day The Hot Line Got Hotter」(直訳では「ホット・ラインが増々ホットになる日」)ここでは「ホット・ライン」としてご紹介しましょう。
監督はエチエンヌ・ペリエというフランス人監督で、1971年には、ドイツ軍が造った巨大飛行船「ツェッペリン号」の名をとった映画「ツェッペリン」を撮りました。

この映画「ホット・ライン」には、ふたりの著名な俳優が出演しています。ロバート・テイラーとシャルル・ボワイエです。ロバート・テイラーは日本では、ヴィヴィアン・リーと共演した「哀愁」や、伝説の大女優グレタ・ガルボの相手役で出演した「椿姫」で知られているのではないでしょうか。
一方シャルル・ボワイエは、「ガス燈」と「凱旋門」が有名だと思います。共演はどちらも美しいイングリッド・バーグマンでした。「ガス燈」と「椿姫」は今までにも幾度となく観ている私の大好きな映画です。
そしてこのふたりの俳優が,映画史に残る業績を残したことは言うまでもないでしょう。そのような偉大な俳優と共に仕事ができたということを、どれだけ私が光栄に思ったかは,皆さんもご想像がつくと思います。
二人の演技を目の当たりにすることができ、とても感動したのを今も思い出します。

さて映画の内容ですが、ホット・ライン、つまりアメリカとモスクワの各首脳を結ぶ極秘の電話番号、をとりまく騒動を、コミカルに描いたものです。二人の主演俳優は、この電話番号を手に入れようと躍起になるアメリカとロシアの秘密諜報部員を演じました。
私の役はというと、この大騒動に巻き込まれてしまう真面目なIBMのコンピュータ技師エリック・エリクソン、でした。終始ハプニングの連続で物語が進んでいくので、大変楽しめる映画ではないかと思います。


共演女優はマリー・デュボア。フランス人でしたが,彼女の英語は完璧でした。
フランス映画「ピアニストを撃て」や「アメリカの伯父さん」、イタリア映画「イノセント」など多数の作品に出演している、ヨーロッパでは大変有名な素晴らしい女優です。


撮影はスペインのバルセロナで行われました。週末には、海岸沿いをドライブして,瀟洒なホテルで美しいバロセロナの景色を眺めながら昼食をとった良い思い出があります。
撮影が始まったのが12月でしたので、すぐにクリスマス休暇にはいり、私は友人たちと休暇を過ごすためローマへ飛びました。ローマで楽しいひとときを過ごし、撮影に戻ってからも,出演者、クルー、そして監督と楽しく仕事をすることができ、良い経験が出来たと感謝しています。


そろそろロビーとマックスの大好きな散歩の時間がきたようです。彼らが嬉しそうにしているのを見ているだけで、私も楽しい気分になってきます。

それでは、良い日々をお過ごしください。
ごきげんよう。
ジョージ
【構成・翻訳/H・SANO】
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